今回は膿皮症のスタンダードプードルの症例です。
【症例】
スタンダードプードル 6歳 女の子(避妊済み)
【経過】
・3年以上前からずっと湿疹がある
・抗生物質・外用薬を使っていたが改善せず
それでは初診時の状態を見てみましょう。
それでは治療から3週間後の写真と比べてみましょう。
膿皮症の治療は、一般的には抗生物質を服用します。
ただ再発しやすいタイプの症例には、抗生物質を服用しても根本的なアプローチにはなりません。
抗生物質を服用中はたしかに湿疹(膿皮症)はよくなりますが、抗生物質の服用をやめると再発することが多いです。
これは、抗生物質が膿皮症の原因を治しているわけではないためです。
大事な視点はできてしまった膿皮症を治すことではなく、「膿皮症ができる要因を改善すること」です。
膿皮症の原因は腸内環境と毛並みにあります。
今回の症例は腸内環境の割合が高いため、食事療法とサプリメント(スキンケアECプラス)で改善しました。
毛並み異常との組み合わせのことが多いため、オンラインショップで購入していただける膿皮症ケアセットがオススメです。